サーバーを運用していると徐々にログファイルなどが蓄積されていき、気がついたら空き容量がなくなりエラーが発生していた、、、といったことが起きることがあります。
私も過去に発生し「AmazonLinux2サーバーの容量を確認する」の手順で調べたところ「/var/log/journal」にあるジャーナルログというログファイルの容量が大きいかったため、こちらの削除を行いました。
私は今まで、このログファイルにお世話になったことが1度もなかったため躊躇なく削除しましたが、必要になる方もいると思いますので、削除は自己責任でお願いしますね。
現在の容量を確認する
現在の容量を確認するには「journalctl」で表示することができます。以下では実行結果が「861.2M」であることが分かります。
$ journalctl --disk-usage
Journal file /var/log/journal/abcdefgxxxxxxxxx/user-1000.journal is truncated, ignoring file.
Archived and active journals take up 861.2M on disk.
ファイルを削除する
ジャーナルログの削除方法は「残す日数を指定して削除する方法」「残す容量を指定して削除する方法」の2パターンが存在します。その時々にあった方法で削除すると良いと思います。
// 残日付(5日)を指定して削除する場合
$ journalctl --vacuum-time=5days
// 残容量(300MB)を指定して削除する場合
$ journalctl --vacuum-size=300M
// 削除あとの容量を確認
$ journalctl --disk-usage
Journal file /var/log/journal/abcdefgxxxxxxxxx/user-1000.journal is truncated, ignoring file.
Archived and active journals take up 60.9M on disk.
ジャーナルログの最大容量を指定する
上記の手順で定期的にファイルを削除するのもよいですが、長い期間の保存が不要な場合はログの上限サイズを指定することができますので、あまり使う機会がない場合は適当なサイズを指定しておくのが良いと思います。
// 上限を300Mに設定
$ vi /etc/systemd/journald.conf
SystemMaxUse=200M
// 再起動
$ systemctl restart systemd-journald
それではみなさん、自由なWEBライフをお過ごしください!