AWSのリザーブドインスタンスを間違えて購入してしまい、EC2をt2.microからt3.microに変更した話

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AWSで利用しているEC2インスタンスを「t2.micro」から「t3.micro」に変更したので、メモ書きとしての公開です。

リザーブドインスタンスを購入

私は開発用として「t2.micro」のEC2サーバーを利用しており、支払いについては1年単位で「リザーブドインスタンス」で購入して支払っていましたが、今月の請求内容がいつもと少し異なっていたことから「リザーブドインスタンス」の有効期限が切れていることに気づき、急いで新しく1年分の「リザーブドインスタンス」を購入をしました。

間違えたインスタンスタイプを購入

が、購入後に内容を改めてみていたら「リザーブドインスタンス」の「インスタンスタイプ」が利用しているものと異なっていることに気がついてしまいました。。。「リザーブドインスタンス」のデフォルトの選択が「t3.micro」だったようなのですが、利用していた「t2.micro」と似ていて費用も大差なかったので、利用しているものが自動で選ばれているんだろうと勝手に思い込み確認がきちんとできていませんでした。

EC2のインスタンスの変更を決意

間違えて購入してしまった「t3」のリザーブドインスタンスを「t2」に適用できないか調べてみましたが「適用できず」、購入したリザーブドインスタンスのインスタンスタイプを変更できるか調べましたが「サイズは変えられるけど種類は変えられず」で困りながらいろいろ調べていたところ「t2」から「t3」に変更したという記事を見かけて、いっそサーバーのインスタンスタイプを変えてしまおう!と思い方法を探しました。

t2.microとt3.microの違いについて

「t2」と「t3」の違いについて調べてみたところ気になる違いは以下でした。

良さそうなこと
・vCPUの数が1つ増える(vCPU 1 → 2)
・料金が低くなる(USD 0.0152 → 0.0136)

困りそうなこと
・拡張ネットワーキングの設定変更が必要(vif → ena)
・CPUのクレジットの扱いが変わる(無制限モードがある)

vCPUが増えるのに利用料金は低くなるという素敵な結果がわかったのですが、一方でCLIコマンドで設定変更が必要だったり、CPUがバーストした際に上限を突破できるモード(課金される)があるというのが懸念点として出てきました。が、良いこともあるのと、今のままだと購入したリザーブドインスタンスが無駄になってしまうので変更することにしました。

t2.microからt3.microに変更

先に結論から書いてしまうと「t2」から「t3」への移行はコンソール画面から「インスタンスの停止 > インスタンスの変更 > インスタンスの開始」の3ステップのみで対応することができました。

事前に調べて気になる内容としてあげていた「拡張ネットワーキング」の件も「CPUのクレジット」の件も、特に何もせず期待していた通りの形になっていました。

今回は自分の不注意で誤った「リザーブドインスタンス」を購入してしまい、結果として利用していたEC2のインスタンスサイズを変更するという作業が必要になってしまう形となりましたが、費用は「t2.micro」の時より低くできて変更作業の経験もできたので前向きに捉えて、今度も開発を進めようと思いました。

それではみなさん、自由なWEBライフをお過ごしください!

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