AWSでEC2サーバーを構築した際に、見落とされがちなのが 固定IP(Elastic IP)を設定することではないでしょうか。今まで他のレンタルサーバーを利用していた人は「え、自分で設定するの?」と思うかもしれませんが、AWSではEC2サーバーを払いだした時点ではIPが固定IPではないため、OSの再起動などをしてしまうと、割り当てられていたIPが変更されてしまい、サイトの表示やSSH接続ができなくなってしまうといった現象が発生してしまいます。
この現象を回避するには「Elastic IP」を作成し、EC2サーバーに関連付けることで解消できるので、EC2サーバーを作成した際は忘れずにこの作業を実施するようにしましょう。
なお、 「Elastic IP」はEC2サーバー1台に対して1つを無料で付与することができます。ただし注意しないといけないのが「Elastic IP」だけ保持している状態(例えば不要になったEC2サーバーを廃止したときに、Elastic IPだけ残してしまう)と、若干ですが費用が発生してしまうので注意してください。※IPを枯渇させないようにする(無用な確保を減らす) ためだと思われます。
EC2サーバーに固定IP(Elastic IP)を設定する
で、その設定方法を記載しようと思っていたのですが、以下のAWS公式ページを参照した方が良いかな?と思ったので以下を参考にしてください(笑)この記事では「Elastic IP(固定IP)」の割り当てを忘れないように!という注意喚起のページとさせていただければかと思います。
https://aws.amazon.com/jp/getting-started/projects/scalable-wordpress-website/01/04/
あと、注意ついでにもうひとつ記載すると「Elastic IP(固定IP)」の設定は既存のIPで固定されるのではなく新しいIPが発行されてそのIPで固定化されます。なので、設定が完了した時点でIPが変わりますので、その後はDNSやSSH接続の見直しは忘れずに実施してくださいね。
それではみなさん、自由なWEBライフをお過ごしください!